デンガッシャー改造計画

※仮面ライダー電王を見てからお読み下さい。説明するのはメンドイので。
※この報告は9月4日以降はその日の作業終了後に書いています。
  それゆえ、日によって言葉遣いがかなり違うかも。
※こういう素材をいじったことがないので完全に我流です
  納得できない部分があっても流してください

↓クリックするとその日の日記に飛べます↓
8月12日 計画始動
9月4日 制作始動
9月6日 基本となる型の制作T
9月7日 基本となる型の制作U
9月9日 重ねる層の制作T
9月12日 重ねる層の制作U
9月13日 溝彫りT
9月14日 溝彫りU
9月16日 溝彫りV
9月17日 削りT
9月22日 削りU
9月26日 削りV
9月27日 塗装
9月28日 行くぞ最後の戦いだ


2007年8月12日 計画始動
ついに私は重い腰を上げた。

「ソード改造を作ろう!」

(↓回想シーン↓)

というのも
デンガッシャーのソードがあまりにも酷かったことがすべての始まり。

何が酷いのかよく分からない人はこちらをご覧下さい。
ご覧の通り、剣先が非常に短いのである。
この剣先はフリーエネルギーと呼ばれるものを
不思議パワーで剣に変換しているらしく
ガッシャーをくっつけると自動的に伸びるものである(劇中)。
そんなわけなので現実世界で再現できるわけがなく
子供のおもちゃとしては限界なのだろうが
劇中のやつを見慣れてしまっている大きいお友達としては
全くもって納得がいかないのである。

友人Tと話したときに
「じゃあ、自分で作るしかないねー。」という話になったが
元来よりのめんどくさがりゆえ、ずっと放置していた。
だが、そうもいかなくなってきた。
新しくデンガッシャーを購入した友人Mが
一晩でソード部分を作ってしまったのである。


(左)友人Mのデンガッシャー
(右)私のデンガッシャー

どうみても、左の方がいいに決まっている。
こんなの見せられたら作るしかねーだろ!
という出来事により自作することを決意した。

(↑回想シーン↑)

早速お店で材料を買ってきた。



友人に倣い、プラバンを使用することにした。
この手の工作は初めてなので少し緊張する。

普通ならここから気合入れて作り始めるのだろうが
私の場合、再びの放置が始まる。
買ってその場は満足してしまうという…
まるで前奏部分だけ組んで放置してるMADと同じような



9月4日 制作始動
月日がとんだがやっとのことで作り始める。
やるまでが長いだけでやりだすと進むんですよね物事って。



ネジとかはなくなるといけないので
プラバンにでも貼り付けておきましょう。



とりあえず仮差しできるようになりました。
本家のガッシャー画像と比較しながら切っていきます。
剣先の角度とかは本家を参考にしています。
マジで分度器あてて測ってたからね。
どうせならもう作りたくなくなるようなのを作ろう。
これ以上はないってのを。



幾度もの修正を繰り返し、型の試作が完成。
セロテープでベタベタだけど気にしない。
このままだと使い物にならないので
これを元に基本となる型を切っていきます。
それはまた別の日に。



9月6日 基本となる型の制作T



夜中に何かやりだすと止まらなくなるよね。

複製はできた。
あとは細かいとこを修正しながら切っていくだけ。



9月7日 基本となる型の制作U
今日も夜中作業。
日付が変わってから2時間ほど。
大まかに切って後はガッシャーと合わせながら
少しずつ削るという地味な作業。

オモテ
ウラ

昨日の基本型に溝をつけました。
これで自由に差し込めるようになります。



あと、邪魔な部分を切り落として今日の作業終了。
でも計画性もなにもあったもんじゃないので
途中で失敗しちゃったりしてみちゃったりしたらおじゃんです。
ということは、失敗しなければよいのだぁ!

差し込み部分が変な形になっている理由は
小さい刀身の収まっていた空間をなるべく埋めるための策です。
埋めておけばぐらつく要素は減ります。

ちなみに穴空けるのにピンバイスとか必要かな?と思ったんですが
こちらは只今、台風9号の直撃を受けている真っ最中です。
外に買いに行くなんて言語道断なので(第一、夜中なので店が開いてない)
切るのも削るもの穴あけるのもカッターでやってます。
これが意外と面白!



9月9日 重ねる層の制作T

この前までやってたのは1mmのプラバンでの型の制作でした。
1mm一枚だと分厚さがどうしても足りないので
2mmをあと2枚制作します。
ですので刀身の厚さは5mmになります。

というわけで本日は2mmプラバンに挑戦です。



1mmのときは切り込みを入れてから曲げれば
容易く線の通りに割れたんですが 1mmと勝手が違い非常に割りにくい。
これは強敵だ・・・。



とりあえず2枚作り終了。
とにかく硬いなぁ。
指2箇所切ってしまいました。
血がすげぇ。1箇所は結構深めかもしれん。



9月12日 重ねる層の制作U

2日間削りに徹した結果、3枚削り終わりました。



指の傷は増える一方ですが
なんとかここまでこぎつけました。

なお間違って切り取ってしまったりしたところは
テキトーな形に切ったプラバンを
瞬間接着剤でくっつけ整えてごまかしてあります。

 こんな感じで

ここで、3枚重ねてちゃんと取り付けられるのかテスト。

なんという密着感。
これはいいな。

あとやるべきは
@2mmの2枚に線状の模様を彫る。
Aやすりがけ
B色塗り
だけのはず!



9月13日 溝彫りT
あれから暇さえあれば「彫る」を続けた結果
やっと1枚出来上がりました。



どうよ?
急にそれっぽくなったべ?
でももう一枚同じのを作らなきゃならないんだぜ。
作り始めてからもう10日目なんだぜ。
まだまだ頑張るんだぜ。



9月14日 溝彫りU



まだ小出しにできるような画像が撮れないので
作業テーブルの写真でも。
CDトレイが時々開かなくなるコンポとか
殴りあうあの人たちとか置いてあるみたいですよ。
本当は作業用テーブルでもなんでもないんですが
3つ目の画像の机よりもこっちの方が広いもんで。



9月16日 溝彫りV
溝彫り終わりが見えかけたので
一気にスパートをかける。



これで2mm×2枚も一応完成。

これをガッシャーに取り付けるとどう見えるのか実際にやってみた。



うひょー!これはいい!
まだ無色の真っ白けですが
なんだかそれっぽく見えてきましたよ。
さて次は形を整えるために削りますかね。



9月17日 削りT
ここで削りにひつような新武器がお目見え。



友人Kに削るならこれがいいよと薦められた「ダイヤモンドやすり」。
よく見たら金属用って書いてある。
そりゃあ進んでしまうわ、プラスチック相手じゃ。
これを使って削り作業を進めてしまおう!

と思ったまではいいんですが。。。

これ溝を彫るよりキツイ作業なんじゃなかろうか。
と思ってしまうくらいやりづらい。
刀身の縁をほとんど全部削るんだから当然といっちゃ当然。
これはずっとやってるとくじけそうだ。
カッターで少し切ってから形を整えようとしたら
指切った。指の爪と肉の間刺すとか痛すぎ。テンション下がりそう。
友人K曰く
「修行が足りない」だそうなので頑張ります。



9月22日 削りU
電王のカードに浮気をしつつ作業が進んでいます。
例えるなら牛歩の如く。
あ、全然進んでねぇじゃん。
でも、片面はとにかく終わりましたよ。



他の写真と比べると
全体的に丸みを帯びてきた気がします。
これあまり丸くしすぎると
ガッシャーとの接合部分も少なくなってしまうので
この辺で止めておきます。
さあ、これから裏面だ。



9月26日 削りV
あれ?実はもうあまり余裕ないんじゃね?
だってまだ削ってるよ?
そりゃあ、2日程サボったのはあるけどさ

もう3日しかないナリ・・・



9月27日 塗装
あれから怒涛の勢いで削りまくりようやく塗装にこぎつけた。



色はイタリアンレッドとブラック。
テープはもう貼ってある状態です。
こっからは乾かす時間さえとればスムーズに進んでいく!

 途中経過

黒い方は裏面も吹かなきゃならんのです。

裏面も終わり
充分に乾かしたところで
今度はつや消し投入。



多く吹くと白くなってしまうよ
と友人に言われたので注意しながら。。。


注意しながら・・・


注意しながら・・・・・・・



ア゙ッーーーー!!!!

お約束だよね・・・(´・ω・`)

ソード部分は無事完成しました。
ガッシャーにも吹く予定だったのですが
どうやらかけすぎた模様。
加減が分からん
あと、ソード部分は差替えなので
元々ささってた小さいソードに
差し替えられるよう処理を施しました。
こちらは30分ほどで完成。
これ以上はどうにもならんので残りは明日。
明日は最終日だ!(意味深

追伸
友人Kに聞いたところ
「シンナーで拭けばおk」と返ってきたので
明日試してみようと思います。
今日のところは完成したソード部分を見てニヤニヤしていよう。



9月28日 行くぞ最後の戦いだ
残念ながらおうちにシンナーはなかったので
買いに行ってきました。
今日暑くね?
もうすぐ10月だってのに30度超えてるよ・・・。

色々並んでてよう分からんかったので
友人Kにメール。
ラッカー薄め液というのがそうらしい。

 今度は失敗するわけにはいかない

買ってきた液体を失敗した部分にぬりぬりした結果
特にミスもなくスムーズに終了。


ということは!


堂々の完成だッ!


ちなみに
かつてのソード部分はこんなことになっています。



確かに短いけどこれがないと
他のフォームにしたときに何か違和感を感じる。
という考えの元、差し替え用パーツとして生まれ変わりました。
切ったところは収納時には見えなくなる位置なので
外観が壊れることはありません。


そして、待ちに待った完成品はこちら!

オモテ
ウラ

MADなんかよりよっぽど良くできてるはずです。
重さ無視なつくりの為、子供が扱うには重過ぎるかなぁ・・・。

あと制作中に異様に日数が空いてるときは
仮差ししたガッシャーを見てにやにやしていた時間が含まれています。



おまけ
劇場版の連結を再現した映像を公開中です。
良かったらご覧下さい。短いですが。



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